2020-01-30 第201回国会 参議院 総務委員会 第1号
特定事案の乗換契約とは別に、ヒホガエは何件あったのか、また、その他の類型では何件あったのですか。
特定事案の乗換契約とは別に、ヒホガエは何件あったのか、また、その他の類型では何件あったのですか。
と申しますのも、特別調査委員会の中間報告を読みますと、乗りかえ契約の取扱い、第六、四ページのところですね、「かんぽ生命における乗換契約の取扱い」の中に、「原則として、保険募集人には、販売実績の計上を認めず、手当も支給しないこととしている。」と。
具体的には、本年六月十三日、顧客に不利益な可能性のある乗換契約が新たに多数発生しているとの報告があったことを踏まえまして、本年六月十九日、日本郵便株式会社に対して日本郵便株式会社法に基づく報告徴求命令を速やかに行っております。
一連の報道で、日本郵政グループがかんぽ生命保険に関わって、保険料の二重払いや保障の空白期間を生じさせるなど、顧客に不利益となるような保険の乗換契約を繰り返していたことが明るみになりました。九月三十日発表の日本郵政グループの中間報告では、一部の調査だけではありますが、六千三百二十七件もの法令違反、社内ルール違反の可能性がある事案が把握されました。
かんぽ生命及び日本郵便に対する立入検査におきましては、今委員御指摘のような件、すなわち高齢者や認知症の方をターゲットにして不適切な営業活動を行っていないかどうか、乗換契約以外にも、複数契約ですとか被保険者を変えるなどによって顧客に著しく不利益を与えるような行為を行っていないかどうか、預金と誤認させるような不適切な顧客への説明を行っていないかどうかといった点も含めまして、営業現場における保険募集の実態